diary

2022/09/02

ゆるむ、ゆだねる

ゆるむ、ゆだねる
立川にある女性専用のフェムケアサロン「HUG WORK」さんのパンフレット制作をお手伝いしました。
パンフレットを作るにあたって、施術を受けたりお話をお聞きして気がついたことは、私には「ゆるむ、ゆだねる」という時間が、圧倒的に足りてないということ。
例えば、体力つけなくちゃ、運動不足解消しなくちゃと、水泳や筋トレで鍛えることはしていても、「ゆるむ、ゆだねる」って、してない...。時間に終われ、力が入ったまま、気を張ったまま、そのまま眠って、体も心もカチコチ....。

HUG WORKさんの施術では、この「ゆるむ、ゆだねる」体験ができます。ホットストーンはじわじわと芯からあたたまって、体がふにゃふにゃに。マッサージが苦手な人にもおすすめです。
それから何と言っても、施術をしてくださる中山 あゆみさんの話し方が落ち着いていてゆっくりで、厚みがあり心地よく響くので、あれよあれよ、うつらうつら...。どんぶらこ...どんぶらこ....。
と、舟を漕ぎ出して、いきなりこぼれる自分のイビキにびっくりして目がさめるという、至福の時間を味わえます。
●Fem Care Salon
direction & print: 坂元 成彰(アトムデジタル)
photo & design: atelier Mio

2022/08/26

八王子果物時計草

八王子果物時計草
先日、エマリコくにたちさんの「イートローカル探検隊」シリーズの記録係で、八王子パッションフルーツでおなじみの浜中園さんへ。(個人的にもとても楽しみにしていた農家さんでした)

パッションフルーツの収穫が「完熟して自然にポトリと地面落ちたものを拾う」とは、知りませんでした。実をナイフで割ってスプーンですくっていただいたときの、一瞬にして口の中に広がる香り、目が覚めるようなフレッシュな甘酸っぱさ。種をパリッポリッと噛んだ時の食感の楽しさ。夏の終わりの疲れが吹き飛ぶ美味しさでした。いただいたババロアもシフォンケーキも絶品でした。ごちそうさまでした!

探検隊の向こうで、浜中さまのお母様がてきぱきと「ささげ」の天日干しや袋詰めをなさっている姿が、なんとも素敵で思わずお声がけ。
「わたしね、息子と競争してるの。どっちのパッションフルーツがおいしくできるか。パッションフルーツはね、人間と同じなのよ。皮がしわしわになったときが一番味わい深くて美味しいの。わたしみたいにね、ウフフ。」と、チャーミングな名言にもズキュン。
パッションフルーツの和名は、果物時計草。葉っぱの間にお花の名残のある小さなぷっくりかわいいバルーンのドレスを着た妖精(のような実)を発見。今回はお花を見ることができなかったので、またいつか咲いているときにお伺いしたいな。浜中俊夫さま、おいしく豊かな時間をありがとうございました!

●パッションフルーツの浜中園さん

●いま、まちなか農業が面白い!【イートローカル探検隊】

2022/08/13

石田倉庫のアートなルミネ展

石田倉庫のアートなルミネ展

今年はルミネ立川が40周年とのことで、8/1-9/21まで、ART WEEKイベントが開催されます。
わたしのアトリエがある石田倉庫のメンバーも、8/27(土)- 8/28(日)の二日間、ルミネ9F ルミネラウンジにて、作品展示やワークショップを行います。ARTWEEKは、武蔵野美術大学との産学協同プロジェクトをはじめ、アートな取り組みやアイテムの紹介、ワークショップなど、彩り豊かなイベント。わたしは、メンバーのみなさんのアトリエとポートレートを写真に撮って、作品として展示する予定です。メンバーの方々それぞれの個性と魅力をアトリエの写真でお伝えできたらいいなと思っています。^^ ぜひ、遊びにいらしてくださいね。

[展示参加アーティスト]
高井 吉一(金工)
Kei Asada(造形作家)
群馬直美(葉画家)
Kei Ando(金属造形)
AR,TEE'S (アーティーズ)(造形美術)
福本 壱美(銅版画)
塩川 岳(アートコミュニケーションデザイン)
宮坂 省吾(染色アート)
小林 未央Atelier Mio (写真・デザイン)
Tonoharuna    Painter(ペインター・アーテイスト)
増井 のはら (彫刻)
direction: 健司 茂井・AR,TEE'S Takuyoshi Itou

●ルミネ立川 40周年記念 ARTWEEK
https://www.lumine.ne.jp/tachikawa/40th/

2022/08/11

かけら

かけら
私がいつもお世話になっている、大好きで尊敬している編集者のYさん。
Yさんは、造形大学で絵本の先生をなさっているのですが、その教え子さんが在学中に企業広告絵本でデビューされ、私もデザインをお手伝いしました。
大学で絵本のことを、しかも最前線で活躍なさっている編集者のかたから学べるなんて、造形大学も素敵ですね。

大切な人を見送ったあとの喪失感と、その後、少しずつ明るさを取り戻していく感じが、作品の色彩や表情からも、本をめくるごとに伝わってきて、気持ちもホッとします。ハードカバーは顧客用、冊子は原画展配布用と、2種類あります。
若くて才能と可能性のいっぱいの作家さん。自分にも同じくらいの年の子どもがいてもおかしくない年代なので、母心のような気持ちでお手伝いできて、うれしかったです。

二子玉川 蔦屋家電2階 E-room2で、8/17(木)まで、原画展が開催されています。お近くにお越しの際は、お立ち寄りいただけると嬉しいです。

●読むジュエリー展「かけら」

2022/08/01

六都なおきちさん

六都なおきちさん
六都科学館にあるカフェ「六都なおきち」さん。今まで私は、プラネタリウムの帰りにカレーやソフトクリームを食べてから帰るただのお客さんだったのですが、つい先日ご縁があって、お店のパンフレットづくりをお手伝いしました。

「なおきち」さんのカレーは、地産地消の野菜をタネも皮もまるごとペーストにした小麦粉を使わないルゥで、廃棄のゴミも一般的な飲食店よりもかなり少ないそうです。
「SDGs」という言葉が聞こえる前から、すでに「安心して地域で暮らし続けるためにできること」を当たり前のこととして取り組んでいらっしゃることを知り、感服。わたしもとても勉強になりました。

イラストは、川崎由紀さん。夏休みに六都科学館に行かれる際は、ぜひ、「なおきち」さんのカレーを味わいながら、暮らしの中にある身近な「SDGs」について、お子さんとも一緒に考えるきっかけにしていただけると嬉しいです。

●六都なおきちさん