diary

2023/02/20

CLARENDON COURT

CLARENDON COURT
コスチュームアーティストの高木佳子さんが立ち上げた「Clarendon Court」のプロモーションで、SAEDECO(Sae Design & Coordination)さんとコラボしました!

佳子さんはイギリスのロンドン芸術大学舞台芸術学科出身で、着物やデッドストックの古布を染色したり刺繍を加えて、アップサイクルする作品を作るアーティスト。紗枝さんもロンドン生活経験者で、ロンドンから素敵なものを買い付けてマーケットを開催するおしゃれ番長。そんなお二人がわたしのアトリエでインスタレーション で「Lady Lion」という作品を制作。
まるでロンドンの古いアパートの一室にいるような気分で、私の写真もいつもよりスモーキーに。
Clarendon Courtのホームページやインスタに、佳子さんのアートワークの数々が掲載されています。ぜひ、ご覧ください。
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Clarendon Court
常に頭の中に生まれるもの、感じるものを形にして表現したい。
クリエイティビティを追求していきたい。
これらの思いと同時に、「モノがあふれている時代に新しい素材から新しいものをつくること」に、いつも疑問を持っていました。
こうした想いから、「再生可能な材料から生み出すアートピース」として、着物古布やデッドストック生地に染色や刺繍を加えることで、“アップサイクル”する作品作りをおこなっています。

 

2023/01/30

振袖

振袖
先日、成人式の後撮りのワンシーンです。

彼女の振袖は40年前、お母様が成人式に着たもの。彼女の強い希望で、お母様の振袖を着たのだそうです。
ところがいざ、彼女のサイズに仕立て直そうと呉服屋さんに行ったら、「古い振袖をわざわざ直して着るのではなくて、その振袖を下取りに出してプラス20万円で新しい振袖を買ったほうがいいですよ」と言われて門前払い。
今は着物を着る人も少ないし、そういうものなのかしら、と思いつつもやっぱり諦めきれず、ネットで検索して辿り着いたのが坂本呉服店さんだったそうです。

坂本さんのところで、快くこまやかに相談にのってもらえたことが、本当に有り難かったとお母様。
振袖は裄などを彼女サイズに直して、帯はそのまま。帯揚げや帯締め、半襟などの小物を彼女の好みでコーディネートして新調したそうで、撮影の時も「この帯のここの赤い色が大好きで。これに合わせて帯揚げは私が選んだの。」と、とっても嬉しそうでした(そして、その様子を目を細めて見守るお母様も、幸せそうでした)。

親御さんからお子さんへの気持ち(その逆も)、そしてサスティナブルな着物。いつの時代にも決して古びない大切なものを、私は写真で未来に紡ぎたいなあと思いながら、心を込めて。


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2022/12/23

cococmaru studio

cococmaru studio
昭島駅南口徒歩1分のところに、ファミリー向けの写真スタジオcocomaru studioができました!

代表は元保育士で、これまで出張フォトグラファーとして活躍なさっていた、きめ細やかさと子どもへのまなざしのあたたかさがある素敵なかた。
特にニューボーンの写真は、写真の技術や芸術性はもちろん、やはり相手が新生児なので保健的な技術も必要で、かなり勉強なさったそうです。
スタジオの設計は、立川のKITORIさん。言わずもがなの使い勝手のよさと、立地や空間を活かした自然光いっぱいのスタジオ仕様。段差や小上がり、塗り方を替えた背景や素材の違う床面で、一部屋で何通りも写真が撮れるように工夫されています。

私はロゴ、広報ツールの制作をお手伝いしました。イラストは、お客様それぞれの夢が現実になる魔法の物語を紡いで絵にしてくださるmaymay titさん。
スタジオは、教室などにも利用できるレンタル部門もあるようです。詳細は、cocomaruさんのホームページ、インスタグラムをご覧くださいね。
妊婦さん、ニューボーンちゃん、いらっしゃーい!
おすすめですよー✨

cocomaru studio
スタジオ設計:KITORI(立川)
https://kitori.jp/

イラスト:maymay titi(水玉舎)
https://www.instagram.com/maymay_titi/

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2022/12/13

丹誠塾さん

丹誠塾さん
西東京市にある「丹誠塾」さんのパンフレット制作をお手伝いしました。

初めて塾舎にお伺いした時の「こんな塾があるなんて、素敵!面白いー」という自分の直感を大切に、それから何よりもこの塾のことが大好きなみなさんのお気持ちも大切に、そのままの「こんな塾(のパンフレット)があるなんて素敵!面白いー」を形にすることを目指しました。

イラストは、お子さんがこちらの塾生という、イラストレーターの川崎 由紀さん。人物がほのぼのと明るく生き生きとして、いまにも動き出してパンフレットから声が聞こえてきそう。手書きの文字は、塾生、OB、そして保護者のみなさん。

「終わらない仕事はない」っていうけれど、「終わらせたくない仕事」もあるもんだなあ。ガウディの建築みたいに「未完成」のまま、ずっとこのパンフレットを作り続けたいくらい、打ち合わせもインタビューもとっても面白かったです。きっと「丹誠塾」塾生は、今回の私と同じような「学び」の体験をしているんじゃないかなと思います。
塾長の渡邊 憲土先生、講師のみなさま、ご協力くださった生徒さん、保護者さま、そしてOBのみなさん、ありがとうございました!勉めて強いられる学びではなくて、発見と驚きと喜びから湧き上がる学び。必要な子ども逹に(そして大人逹にも)届きますように。


●丹誠塾のホームページはこちら

●FACEBOOKページはこちら

2022/12/07

七五三

七五三
秋と冬の合間のこの季節の光は本当に特別で、子どもたちが光に包まれていて、神様が子どもたちの成長を祝福し見守っているのだと思えてなりません。
すれ違う人が必ずと言っていいほど「あらまあ、かわいいこと。おめでとうございます!」と声をかけるので、不慣れな着物ではじめはちょっと不機嫌な子も、そのうち神妙になっていい子になっていきます。
言霊を宿す瞬間というか、よい言葉は良い気持ちを生む連鎖を目の当たりにします。

こどもたちが幸せの光に包まれて、すこやかに成長しますようにと願いを込めてパチリ。
七五三の撮影は、幸せのおすそ分けをいただいて、私も幸せでいっぱいになります。ありがとうございます!

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