diary

2021/05/31

春に芽吹くがごとく。

春に芽吹くがごとく(お宮参り)
そおっと抱っこしながら、
赤ちゃんのあんよを包むやさしくて大きいジイジ様の手。
お兄ちゃんになった弟くん。
ひいたおみくじが大吉で大喜び。

おみくじのうらの天の声がこう語っていました。
「草木、春に芽吹くがごとく、四季を通じて自然界は、常にとどまることなし」

わたしたちも自然の一部。前に向かって生くのでもなく、終わりに向かって逝くのでもなく。常にとどまることはない、流れの中の1つなのでしょう。

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光と緑の中、ご家族の愛で包まれて、ママの手の中で安心して眠る小さな命を前に、私はただただ、ありがたくてあたたかくて胸いっぱい。
の、宮参りの撮影でした。

●お宮参りの撮影は、お客様の氏神様まで、出張しご同行させていただくこともできます。撮影の時間分(行き帰りの時間は半分)とコインパーキング代、を申し受けています。どうぞ、お客様のご体調、悪天候によるキャンセルは別日に延期にできますお気軽にお問い合わせください。

2021/05/20

素敵な雨宿り/満席御礼

素敵な雨宿り/満席御礼

八王子で暮らしにまつわる作家作品の展示販売をなさっている「10+」さんにお誘いを受け、6/20(日)写真の1dayワークショップを行うことになりました。
(お申し込みいただきました皆様、ありがとうございました!満席となりました)

かれこれ、雑誌や情報誌の編集取材のお仕事を始めて、約20年になります。
カメラマンさんやライターさんと一緒に取材することもあれば、撮影も執筆も全部自分で行うこともあります(最近はこのスタイルが多いです)。
限られた予算、限られたページ数や文字数、限られた時間内での取材撮影。
制約の多い中でいかに伝わる写真を撮り、文章を書くか。今も、探求の日々です。

ワークショップでは、私がお仕事で工夫している撮影ポイントをシェアいたします。(少しでも多くの情報を持ち帰っていただけたらと)テキスト替わりのmini TIPS bookをいま、絶賛編集中です。みなさまのメディア発信やインスタ投稿などのお役に立てると嬉しいです。楽しい雨宿りの時間をぜひご一緒に。


●10+さん
https://www.instagram.com/10plusmizukidori/

2021/05/18

世界

世界
私がお仕事を通じて、大切にしているのはその方(お客様)の「世界」です。その「世界」を完全に理解することは難しいにしても、自分の引き出しの中から探し当てた類似する感覚と、新しく入ってくる情報を混ぜ合わせて、少しでもその「世界」の視点に近づけるよう心がけています。
「世界」がその「世界」として伝われば、必要としている人のところへ必ず届く。必要な人のところに必要な世界が届くことができれば「両思い」を作れる(逆に「こんなはずではなかった」という、回り道も少なくて済む)と、思うからです。

写真は、以前撮影させていただいた立川の「kitori」さんのショールームにて。職人さんたちのまかない後のコーヒータイムをパチリ。kitoriさんのショールームはいわゆるカタログ的な展示場ではなく、人のぬくもりや暮らしの気配があり、いつお伺いしても物語を感じる居心地の良い空間です。それはkitoriの山上一郎さんが家具や空間を作る時に一番大事になさっていることの現れなのではないかなと思います。
そして、奥様のメイさんの描く作品もkitoriさんの世界には欠かせない魔法。飾るためのARTではなく、いたずらっこの座敷わらしがちょこんと佇んでいるようなARTです。

kitoriさんのお客様は、kitoriさんの「世界」の住民になりたくて、扉をノックします。そして、その先には「はい、どうぞ」とニコニコとした山上さんとメイさんがお出迎え。私の憧れの「世界」です。

●kitoriさんのホームページはこちら

2021/05/13

茅ヶ崎にて。

茅ヶ崎にて。

有名な小説は「城の崎にて」ですが、私の茅ヶ崎にては、着物テキスタイル作家「彩り.irodori」さんの撮影でした。デザイナーの成瀬彩也桂さんは、デザインも染色も、着付け、ヘアメイク、スタイリング、そして写真のレタッチまでご自分で行われるアーティスト。

わたしは元画像の写真撮影をしました。彩也桂さんレタッチ後の美しい世界観は、リンク先でぜひご覧ください。私のほうはレタッチ前のアナザーカットをご紹介。モデルは栗山桃花さん。とてもアンニュイな表情が魅力的で、私はうっとり吐息しながらパチリ。
新作と旧作の予約販売展示会があるとのこと。ご興味のあるかたはぜひ、チェックを。

●彩り irodori 2021 Spring&summer Collection
https://www.facebook.com/146746975497160/posts/1783839671787874/

2021/04/23

very berry beer

very berry beer
Kunitachi Breweryさんの新しいビール(INDIVIDUAL ORCHESTRA #4)が、初めてのスタイルで興味津々。

詳しくはリンク先醸造長斯波さんの文章をお読みいただくとして、「Berliner Weisseですが、通常は個々人が好きな酸味に調整できるように味や香り付けのシロップと一緒に提供されることが多い」とのこと。残念ながらおすすめの「ラズベリーシロップ」が近所のスーパーにはなかったので、わたしは自家製いちごジャムを代用してみました。まるでドルチェなかわいいビールです!実は、2杯目はシロップを入れず、ゴジベリー(クコの実)をかじりながらいただいたのですが、これ、私的にはかなりヒットしました。なんともvery berryなひとときとなりました。
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ちなみにグラスは、木村硝子店の “極うす”のひとくちビールグラス。先日のケーキの撮影でお世話になった国立の陶器店「やま芳」さんで、「おうちビールにぴったりの小さなグラスが欲しい」とお伝えしたら、「このグラスでビール飲んだら格別だよ。ただの水だっておいしくなるんだから」とおすすめいただいたもの。繊細で手のひらで飲み物を感じるくらいの薄さ。(木村硝子さんのホームページの写真も美しくてうっとりします、目の保養になります⭐️


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