diary

2022/01/24

「くじらしまだより」冬号

「くじらしまだより」冬号
昭島市多摩育児会さんの子育て支援地域活動の一環、「くじらしまだより」冬号ができました。今回の表紙は、東京チェンソーズの方々による出張木育(森デリバリー)の1コマ。檜原村の大きなヒノキをチェンソーでダイナミックに削ってベンチをつくっていくのを、子供たちが見学したり、皮むきを手伝ったりしました。

中でも一番印象的だったのが表紙の子どもたち。
一人の子が、ヒノキの皮をぐるぐると体に巻き付けたり、頭にかぶったりして、小さなマタギのような、森の妖精のような出で立ちに。すると、その1人を中心に、どんどんまわりの子にも伝染していって、あっという間にほとんどの子どもたちが森の妖精になっていったのです。
1本の大きなヒノキが粉塵をあげて切断され、その粉がまるで魔法の粉のように降り注ぎ、誰が教えたわけでもなく、森の妖精たちが生まれていく様子は、とても神秘的な光景でした。
園の活動内でこんな素敵な体験ができるなんて、子どもたちがうらやましすぎる時間でした。

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●くじらしまだより
2017年から編集のお手伝いを始めて、通算19号目。毎号、3園の保育園とこども園の保育士さんたちと一緒に編集会議を開いています。3園の先生方が1つの媒体を作ることで、それぞれの保育現場の情報交換の場にもなっていて、私も会議を通じて「子ども」のリアルなお話をお聞きして、毎回勉強になっています。
ここ数年はコロナ下の子育てを応援しようと、積極的に動画制作をなさったり、紙媒体にリンクさせるなど、毎号工夫されていて先生方には頭が下がります。今号の動画はわらべうたの坂野 知恵さん。
すてきな時間でした。(動画はこちらからどうぞ)