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2021/07/28
ビスケットの缶
詩人の四元康祐さんと、哲学者István Zoltán Zárdaiさんによる、メアリー・ミジリー生誕百年記念プロジェクト「ビスケットの缶の中の手紙」の、編集デザインをお手伝いしました。
この本を作るにあたっては、昔働いていた教文館洋書部や東京工業大学のドイツ語研究室、そして大好きだった銀杏書房さんの本棚に並ぶ海外のペーパーバック(ドイツのレクラム文庫、イタリアのEinaudi叢書、イギリスのペンギンブックスなど)の「景色」が、とっても役に立ちました。
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「しのいえ叢書」のロゴは、イタチの足跡。四元先生のご実家の天井裏に住むイタチへの先生の想いを元にデザインしました。実は、その家を建て替えて新しい私設図書室を造られることになっており、先生は「イタチ一家を追い出して申し訳ない」と、心を痛めていらっしゃったのでした。
ふわっと軽い紙質や本としての存在感も海外の安価なペーパーバックに近づけたくて、印刷製本は、自費出版の印刷に定評のある国立市のアールズデザイン(旧ゴトー印刷)さんにご相談しました。美しく仕上げてくださって本当にありがとうございます!