diary

2021/06/14

真っ赤なスープ

真っ赤なスープ
今日は、料理研究家ユニットすみやさんから、「はまぐり」かと思うくらいに大きな「あさり」をおすそ分けいただき、夜はスンドゥブにしました。
フライパンの中、キムチの漬け汁スープでグツグツと煮えたぎるアサリと、湯気とともに台所いっぱいに広がる海の香り。旨味が凝縮された熱々の真っ赤なスープを、ハフハフアチチと口に運んでいたら、体の隅々の毛細血管がチリチリと発動、急におなかの中から元気が湧いてきました。
実はこの1週間、とてもお世話になった方が逝去され、あまりのショックで見える世界が色を失ったような日々を過ごしていました。けれども、毎日やってくる真新しい朝と、日常生活の中にある小さなキラキラ、大地や海の旬の恵、そして私を必要としてくださる方々のおかげで、世界に色が戻ってきました。

全てのものが「いのち」につながっている毎日。いま、この時を一つずつ、大切にしていきたいと思います。ありがとうございます!と、改めて。