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2021/04/20
彫刻家平櫛田中さんの愛した「レモンケーキ」
少し前に取材させていただいた小平の洋菓子店「サントノーレ」さん。晩年の彫刻家平櫛田中さんの大好物だったレモンケーキと、ラムたっぷりの昔ながらのジューシーサバランが名物のお店です。実は、にわかに閉店の噂を聞き、慌ててお電話したら、ケーキや生菓子の製造はもうお終い、焼き菓子のみを売り切れるまで販売して、4月末で閉店なさるとのこと。
代官山の洋菓子店、丸の内パレスホテルでパティシエとしての修行を重ね、46年前にこの小平でお店を構えた店主さんは現在76歳。その最後のレモンケーキとサバランをいただきました。
お伺いした際に、閉店に関する奥様のお話をお聞きして、しみじみと納得しました。
お伺いした際に、閉店に関する奥様のお話をお聞きして、しみじみと納得しました。
「元気なうちにお店をやめることができて、お客様にも感謝しているのよ。近くにね、玉川用水がありますでしょ。主人と一緒に散歩したいなって思っていたの。遠くに行かなくてもこの辺りは自然がいっぱいで、徒歩の範囲で素敵な場所もたくさんあるから...。」
ケーキを撮影するのにちょうどよいお皿がなく、アトリエのすぐそばの「くらしの陶器 やま芳」さんへ。こちらのご主人に、サントノーレさんのケーキの話をしたら、「そういう昔ながらのケーキなら、なつかしい感じのノリタケやナルミのケーキ皿がいいんじゃない?」と、ぴったりのお皿を目利きしていただきました。
こんなに品揃え豊富なお店が国立にあったなんて!もぐりでごめんなさい。
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[洋菓子サントノーレ]
東京都小平市学園西町1-16-21
☎︎042-345-1042
焼き菓子のみ4月末まで販売
(生ケーキは販売終了)