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2021/05/18
世界
私がお仕事を通じて、大切にしているのはその方(お客様)の「世界」です。その「世界」を完全に理解することは難しいにしても、自分の引き出しの中から探し当てた類似する感覚と、新しく入ってくる情報を混ぜ合わせて、少しでもその「世界」の視点に近づけるよう心がけています。
「世界」がその「世界」として伝われば、必要としている人のところへ必ず届く。必要な人のところに必要な世界が届くことができれば「両思い」を作れる(逆に「こんなはずではなかった」という、回り道も少なくて済む)と、思うからです。
写真は、以前撮影させていただいた立川の「kitori」さんのショールームにて。職人さんたちのまかない後のコーヒータイムをパチリ。kitoriさんのショールームはいわゆるカタログ的な展示場ではなく、人のぬくもりや暮らしの気配があり、いつお伺いしても物語を感じる居心地の良い空間です。それはkitoriの山上一郎さんが家具や空間を作る時に一番大事になさっていることの現れなのではないかなと思います。
そして、奥様のメイさんの描く作品もkitoriさんの世界には欠かせない魔法。飾るためのARTではなく、いたずらっこの座敷わらしがちょこんと佇んでいるようなARTです。
kitoriさんのお客様は、kitoriさんの「世界」の住民になりたくて、扉をノックします。そして、その先には「はい、どうぞ」とニコニコとした山上さんとメイさんがお出迎え。私の憧れの「世界」です。
●kitoriさんのホームページはこちら