diary

2021/03/22

銀杏書房さんのこと。

銀杏書房さんのこと。

オマージュ:銀杏書房さん

 

2月末に多くのファンに惜しまれつつ閉店した「銀杏書房」さん。
学生時代から通っていた大好きな洋書やさんでした。大学通りの紀伊國屋さんの並び。店構えと看板、セレクトが秀逸の絵本が並ぶ本棚。どこを切り取っても絵になるくにたちの風景。そして、私にとってはインスピレーションの泉源、くにたちの一つの文化拠点でした。
お店が無くなってしまい、しばらく喪失感でいっぱいだったのですが、ふとひらめいてアトリエの一角に「銀杏書房」さんを再現しました。本棚に入っているのは全て銀杏書房さんから購入した本で、全てにお店の方とのやりとりの思い出があります。壁の梨の絵は「くにたちといえば、梨よね」と、銀杏書房さんで宝物を見つけたような気持ちで買って帰った細密銅版画でした。

銀杏書房さん、今までありがとうございました。お店は無くなっても、私の心の中では永遠です。